平成23年度、練馬区一般会計予算案にゲリラ豪雨による道路冠水や、床上浸水床下浸水に対応する工事予算が計上されました。(関係記事、左の4の記事参照)
田柄川周辺のゲリラ豪雨対策では、主に田柄1丁目、北町7丁目、北町2丁目、北町1丁目、錦1丁目と道路冠水箇所がバラバラですが、川上から川下までその対策を行う必要があります。
具体的な工事としては、緊急工事として既に、錦1丁目では12月に、道路下に貯留施設をつくり、約100トン近い雨水を貯留する設備が整い、合わせて、都立城北公園の雨水が、公園の外に出ない設備を整えることになりました。
更に、北町2丁目と田柄1丁目には、それぞれ貯留施設を設置し、約120トンの雨水を一時的に貯留する工事を、本年7月頃までに完成させる予定となりました。
田柄川全体としては、これにより完全なゲリラ豪雨対策とはなっていませんが、被害を緩和させる機能は整うわけです。
更に、今後は平成24年度に、北町中学校の校庭に雨水貯留槽を完成させると共に、東京都が行うゲリラ豪雨対策としての雨水貯留施設の建設も、平成23年度中に場所などを決めるための手続きを行う予定ですので、今後情報が入り次第、皆様に公表して参ります。
ゲリラ豪雨により床上浸水や床下浸水が発生する事は、基本的な生活を脅かすものであり、一日も早く、被災地域に住まう方々が安心した暮らしができるよう、私自身も最重要課題として何よりも優先して取り組んでまいります。
情報収集のために、皆さまのご意見をお寄せ下さい。
村上えつえ/悦栄
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